1月23日 歴史民俗資料館と岡田製糖所の見学に行きました。
歴史民俗資料館には、大昔の化石や土器、江戸時代の刀や鉄砲、そして明治から昭和の頃の生活用品や遊び道具がたくさん展示されていました。和田学芸員さんに、これらの品々がいつごろ、どのように使用されたのかを教えていただきました。多くの道具は人の手作業で作られ、木製のものが多く見られました。電気がなく、火を使って温める道具もありました。これらの昔の道具を実際に見ることで、昔の暮らしについて学ぶことができました。
岡田製糖所の近くに行くと、甘いにおいがしました。上板町で作られているさとうきびを原料に使い、100年続く伝統を守って製造されていることに驚きました。昔ながらの方法で、しぼって、煮詰めて、冷やして、研いで、ねかせて、粉にして乾かす工程が手作業で丁寧に行われていました。職人さんが研ぐ工程を見せてくれました。製造途中の下白糖は酸味や苦味がありましたが、完成した阿波和三盆糖は甘くて、とてもおいしかったです。